グリーン・マーケティングとは?現代の環境問題で私たちができること2021年6月21日 公開  2024年1月26日 更新

グリーン・マーケティングとは?現代の環境問題で私たちができること

気候変動や地球温暖化の環境問題は、世界規模で考えるべき重要な問題です。
近年は環境問題への意識が高まり、環境へ配慮した商品を選ぶ消費者が増えています。
企業側も持続可能な社会を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
ここでは「グリーン・マーケティング」の詳しい内容や、環境問題で自身ができることについてご紹介します。

グリーン・マーケティングとは

グリーン・マーケティングのイメージ画像

世界中で起こっている環境汚染や気候変動などの問題は、各国の政府が真剣に取り組んでいる重要な課題です。
そのため、地球環境に配慮した商品やサービスを提供する、「グリーン・マーケティング」に注目が集まっています。

グリーン・マーケティング

「グリーン・マーケティング」とは一般企業が消費者に対し、環境に配慮した商品開発以外に生態系の保護や資源の節約・リサイクル運動を行う仕組みのことを指します。
「グリーン・マーケティング」以外に「エコ・マーケティング」などの取り組みもありますが、これらは多くの共通点があるため、同義語で捉えられています。

グリーン・マーケティングの内容

グリーン・マーケティングは、自然や生態系へ悪影響がない商品やサービスを開発し経営に活かす手法です。
具体的な活動内容として、リサイクル運動や土壌汚染の排除・ゴミの削減・エコ燃料の活用があげられます。

グリーン・マーケティングが抱える3つの課題

地球環境に配慮した商品やサービスを提供するグリーン・マーケティングに注目が集まっていますが、まだまだ取り組むべき課題があります。
取り組むべき課題を3つ紹介します。

グリーン・マーケティングへの理解不足

グリーン・マーケティングの取り組みを知らなかったり、理解を得られていなかったりする部分が課題の一つです。
グリーン・マーケティングのターゲットとなる人は、「グリーンコンシューマー」と呼ばれています。
グリーンコンシューマーの顧客層は、30~40代の高学歴・高収入である傾向があり、幅広い層へ理解を広めるのが一つの課題といえます。

価格

グリーン・マーケティングに重点を置いた「エコ商品」は、通常商品よりも価格が割り高になる傾向があります。
リサイクルできる原料を回収し、製品にするまでのコストが発生するためです。その分価格が上乗せになります。
そのため、消費者からは価格面で不満の声が上がってしまい、エコ商品の開発・販売に消極的な考えを持つ企業は多いです。

グリーンウォッシング

環境に配慮した活動であるグリーン・マーケティングとは別に、グリーンウォッシングがあるのはご存じでしょうか。

グリーンウォッシングとは

「グリーンウォッシング(グリーンウォッシュ)」とは、環境に配慮する取り組みに見せかけ、実際はブランドイメージの向上だけを狙う行為のことです。
消費者に対し、「エコ商品」ではないものを「エコ商品」のように見せかけ、NGOから「グリーンウォッシング(グリーンウォッシュ)ではないか」と批判されるケースがあります。

なぜグリーン・マーケティングが必要なの?

なぜグリーン・マーケティングが必要なの?

グリーン・マーケティングが必要とされる背景には、どのような理由があるのでしょうか。

世界で環境問題への意識が高まっている

グリーン・マーケティングに参入する企業が増えているのは、環境汚染や気候変動・地球温暖化の意識が、世界中で高まっているためです。
一般に販売されている商品に対し、コスト面よりも環境について配慮されているものを、購入したい消費者が増えています。
グリーン・マーケティングに取り組むことで地球環境への負荷を軽減し、消費者が望む商品を販売し売上を上げるビジネスモデルは、環境問題の意識が高い現代に必要といえるでしょう。

プラスチック製品の削減・廃止活動

海洋プラスチックゴミ イメージ画像

普段使用しているペットボトルやストローなどのプラスチックは、海に流され「海洋プラスチックごみ」となってしまいます。
「海洋プラスチックごみ」は海洋汚染や生態系に悪影響を及ぼす、重大な問題です。
世界中でプラスチック製品の削減・廃止を進める企業が増えており、「スターバックス コーヒー」ではプラスチック製の使い捨てストローの使用を、世界中の店舗で廃止しました。

日本でのグリーン・マーケティングの動きを知る

環境問題に対する意識は世界中で高まっており、さまざまな企業がグリーン・マーケティングを導入しています。
日本でのグリーン・マーケティングには、どのような動きがあるのでしょうか。

グリーン購入法の取り組みとは

日本ではグリーン・マーケティングの取り組みとして、2001年4月1日より「グリーン購入法」が施行されました。
グリーン購入法には、消費者の「グリーン購入」と生産者の「グリーン調達」があり、それぞれに違う意味合いがあります。

・グリーン購入
グリーン購入とは、製品やサービスの必要性を購入前にしっかりと考え、環境負荷ができるだけ少ないものを優先して購入すること

・グリーン調達
グリーン調達は、メーカーや企業が原材料を仕入れる際に、環境負荷の少ない物品を優先的に調達すること

グリーン購入法の考え方

グリーン購入法には、環境負荷の低減に役立つ商品を提供するための、基本的な考え方があります。

消費者の観点から取り組む

購入前・購入時・購入後の観点から、買い物をする際、以下について考えてみましょう。

・購入前
買い物をする際は、本当に必要な商品であるか、購入前に考えてください。
今後必要になるかもしれないと考えた場合は、必要になったときに購入するよう心がけましょう。

・購入時
購入時に、長く大切に使えるものを選びましょう。
商品の値段に関わらず、すぐに壊れてしまうものは、ごみを増やす原因となってしまいます。
その他に、プラスチック素材が使われていない紙製品などを選ぶのは、環境汚染の予防に繋がります。

・購入後
商品としての役目を終えた後ごみが少なくなる商品で、環境負荷が少ないものを選びましょう。ごみが減ることは、資源の節約に直結します。


グリーン購入の目標

グリーン購入法は、大量生産・消費・廃棄の活動を見直し、環境負荷の低減による持続可能な社会の実現を、目標としています。
さらに、グリーン購入を実践することで、ごみの低減・温室効果ガスの削減・リサイクルの推進・省資源などの効果があるのです。

グリーン・マーケティングの事例を2つご紹介

実際、グリーン・マーケティングに取り組む企業は、どのような活動を行っているのでしょうか?

自動車業界

グリーンマーケティングに取り組む企業 自動車業界のイメージ画像

グリーン・マーケティングを行っている最も身近な業界といえば、自動車業界ではないでしょうか?
自動車から排出される排気ガスは、大気汚染や地球温暖化の原因として、重大な問題になっています。
ハイブリッド自動車や電気自動車などのエコカー開発・販売は、燃料消費量やCO2排出量の削減に有効と考えられます。

建設業界

グリーンマーケティングに取り組む企業 建設業界のイメージ画像

建設業界でも、グリーン・マーケティングへの取り組みが行われています。
二酸化炭素の排出を抑えたり、冷暖房の消費電力量を削減したりできる省エネ住宅は、地球温暖化対策といえるでしょう。

わたしたちが取り組める環境保護活動

個人で環境に配慮する対策として、エコカーや省エネ住宅を手に入れるのは、難しい方も多いでしょう。
そのような方はすぐに取り組める、こんな環境対策をされてみてはいかがでしょうか?

エコバッグの活用 

取り組める環境活動 エコバッグの活用イメージ画像

レジ袋有料化により、商品の購入後にはエコバッグを活用する機会が増えてきました。
レジ袋はプラスチックを原料としていることが多く、焼却する際に排出される二酸化炭素や不法投棄が環境問題となっています。
買い物をする際にエコバッグを使うことは、環境問題への取り組みの一歩でもあるため、普段から心掛けてみてはいかがでしょうか。

マイボトルを持ち歩く

取り組める環境活動 マイボトル持ち歩きイメージ画像

エコバッグと同様にマイボトルを持ち歩くことは、環境に優しい取り組みといえるでしょう。
ペットボトルの廃棄がプラスチックごみの原因となり、海洋汚染や焼却時に発生するCO2排出の問題に繋がります。
水筒やタンブラーなどマイボトルを活用することは、個人でできる環境対策の一つとして、有効な方法です。

ほしい!ノベルティの取り組み

ほしい!ノベルティではグリーン・マーケティングの取り組みとして、マイバッグやマイボトル、ポータブルストローなどのノベルティグッズ・販促グッズを取り扱っています。
企業やお店がマイバッグやマイボトル、ポータブルストローなどのノベルティグッズや販促グッズを制作し、配布することにより、グリーン・マーケティングの認知につながります。
グリーン・マーケティングの認知につながるおすすめのノベルティグッズ・販促グッズを紹介します。

【MOTTERU】クルリト デイリーバッグ(再生コットン)

TR-1122 【MOTTERU】クルリト デイリーバッグ(再生コットン)

TR-1122 【MOTTERU】クルリト デイリーバッグ(再生コットン)
商品価格390円(税別)/429円(税込)

【MOTTERU】クルリト デイリーバッグ(再生コットン)は再生コットン生地を使用したエコバッグです。バッグの色味は既に色が付いた綿くずから作られているため、染色工程がなくCO2削減・水の節約に繋がっています。
コンビニ弁当を水平に入れることができるレジ袋型で、ランチタイムの買い出しやサブバッグにピッタリ!使わないときは折りたたんでくるっとコンパクトに。携帯に便利です。
1色またはフルカラーでの名入れが可能です。SDGsのキャンペーンノベルティなどの環境を意識したオリジナルグッズ製作にいかがでしょうか。

象印 TUFF ステンレス製携帯用まほうびん 0.48L(スクリュータイプ)(SM-JF型)

SM-JF48 象印 TUFF ステンレス製携帯用まほうびん 0.48L(スクリュータイプ)(SM-JF型)

SM-JF48 象印 TUFF ステンレス製携帯用まほうびん 0.48L(スクリュータイプ)(SM-JF型)
商品価格 2080円(税別)/2288円(税込)

象印 TUFF ステンレス製携帯用まほうびん 0.48L(スクリュータイプ)(SM-JF型)は保冷温効果が長時間持続する真空2重まほうびんのボトル。象印だからこその安心品質です。
容量は1日お出かけする日もしっかり水分補給できる480ml。ベーシックなスクリュータイプで、飲み口には樹脂製カバーを採用。口当たりが良く、飲みやすさにこだわりました。真空層をわずか約1mmにすることにより、軽量化を実現。コンパクトで軽量なので持ち歩きが便利です。
1色印刷または高級感の出るレーザー印刷をデザインや用途に合わせてお選びいただけます。

バンブーエコマグ350ml

V010433 バンブーエコマグ350ml

V010433 バンブーエコマグ350ml
商品価格 120円(税別)/132円(税込)

バンブーエコマグ350mlは竹繊維と樹脂の混合素材で作られたマグカップ。プラスチック削減が叫ばれる昨今、毎日使うカップだってサステイナブルなものを選びたいですよね。土に還る竹繊維を使うことによりプラスチック使用量を削減しています。地球に優しいマグカップです。
プラカップのメリットである軽さはそのままに、割れにくくさらっとなめらかな質感です。
名入れは1色・2色のワンポイントか、印刷範囲の広い回転シルクをお選びいただけます。ロゴを入れたオリジナルマグカップでエコを意識してみませんか。

バンブーエコカトラリーセット

V010528 バンブーエコカトラリーセット

V010528 バンブーエコカトラリーセット
商品価格 100円(税別)/110円(税込)

バンブーエコカトラリーセットは箸、フォーク、スプーンの3点セット。持ち運びに便利なケース入りです。普段のお弁当に使ったり、オフィス内に1つ置いておくと便利。今流行りのひとりキャンプやアウトドアにもおすすめ。
竹繊維とプラスチックを混合した素材で作られており、軽くて割れにくいのが特徴です。プラスチックの使用量を削減する環境に優しいアイテム。コンビニやスーパーで使い捨てのお箸やスプーン、フォークをもらわずにすむので、ゴミを減らす環境保護につながります。
1色、2色、フルカラー印刷が可能。企業やお店のロゴを印刷することができます。環境を意識したノベルティとしておすすめです。

紙製ストロー10P

V010454 紙製ストロー10P

V010454 紙製ストロー10P
商品価格 35円(税別)/39円(税込)

紙製ストロー10Pは、地球環境に優しいエコな紙製ストロー。カラフルポップな4色展開、1個40円以下の激安ノベルティです。
しっかり固めの素材で、口を付けたときの「ぐにゃ」っと感はほとんどありません。冷たい飲みもので約1時間が使用目安です。
「2050年には海洋プラスチックごみの量が、海の魚を上回る」と、衝撃予測されたことはご存知ですか?大手飲食チェーンでも紙ストローが導入され、海洋プラスチックごみ問題に取り組む企業が増えています。
紙製ストロー10Pは1色印刷でロゴや会社名の名入れができます。展示会やイベントで配布すれば、環境問題の啓発に繋がります。

ポータブルステンレスストロー

TS-1533 ポータブルステンレスストロー

TS-1533 ポータブルステンレスストロー
商品価格 230円(税別)/253円(税込)

ポータブルステンレスストローは、伸縮して持ち運びに便利なステンレスのストロー。
ストローのステンレスは錆びにくい特徴の18-8を使用しています。コンパクトに収納できるのでカバンに入れやすく、ケースと洗浄ブラシも付いているので洗って再使用できる便利なエコグッズです。世界的な規模で脱・プラスチック運動が広がっている現在、各企業でのエコ対策も話題になっています。大手企業ではプラスチック製ストローや、使い捨てカトラリーの提供を取りやめている所もあります。マイストローも今後需要が高まる可能性大です。
企業や団体名を名入れしてオリジナルエコノベルティが作成できます。

リサイクルA7メモパッド

TS-1545 リサイクルA7メモパッド

TS-1545 リサイクルA7メモパッド
商品価格 140円(税別)/154円(税込)

リサイクルA7メモパッドは、バックや背広の内ポケットなど、どこにでもスッと入るメモ帳です。メモ帳部分は使いやすい5mm方眼。文字だけでなく、地図や図表、イラストを書き込みやすく、ひらめいたアイデアなどをすぐに書き込めますね。1枚1枚「ピッ」と気持ちよくはがせるので、誰かにメモを渡すときにも便利。必ず持ち歩くスマホでもメモは取れますが、書くことで脳内の情報を整理し、そこからさらにアイデアが生まれるのもアナログならではです。
ブルー・ブラック・レッドそれぞれのさし色が、シンプルな中にもデザイン性を感じます。再生紙を使っているので、エコイベントの記念品にもいいですね。

ヒノキえんぴつ

FTJB029  ヒノキえんぴつ

FTJB029 ヒノキえんぴつ
商品価格:数量 300~499個 177円(税別)/195円(税込)
※ご注文数により価格が変わります

ヒノキえんぴつは国産ヒノキの森林保全のために間引かれた間伐材を有効活用した商品です。グリーンマーケティングの認知を広げられるノベルティは今、大注目のアイテム!天然木ならではの温もりあふれる鉛筆は手に馴染みやすく、優しい書き心地です。ほんのり漂うヒノキの香りに癒されます。
名入れは1色印刷が可能です。小学校から大学までの創立記念や周年記念品、学習塾などの説明会ノベルティなどにおすすめ。生徒の皆さんにSDGsを知ってもらうきっかけにもなりますよ。

16cmスケール

FTJB038  16cmスケール

FTJB038 16cmスケール
商品価格:数量 100~299個 317円(税別)/349円(税込)
※ご注文数により価格が変わります

16cmスケールは国産ヒノキの間伐材から生まれた定規です。日本の森林保全へと貢献できるエコグッズなので、ノベルティや記念品としてお渡しすればグリーンマーケティング活動を知ってもらうきっかけになります。
目盛は高さや深さも図りやすいゼロスタート式。天然のヒノキの香りで作業中もリラックスできますよ。名入れは1色印刷またはレーザー彫刻に対応。職場や学校、家庭など様々なシーンで使える定規はオリジナルノベルティ製作におすすめのアイテムです。

ぐい呑み(1個)

FTJB368 ぐい呑み(1個)

FTJB368 ぐい呑み(1個)
商品価格:数量 100~299個 317円(税別)/349円(税込)
※ご注文数により価格が変わります

ぐい呑み(1個)は国産ヒノキ間伐材から生まれたサスティナブルな逸品。ヒノキ本来の香りを楽しめる無塗装仕上げで、いつものお酒をより一層美味しく味わえます。天然木には独自の保温力があり、ぬる燗や熱燗にも。熱伝導率が低いので熱くても持ちやすく、結露もしにくいので快適にお使いいただけます。使うほどに独特のつやが生まれ、手なじみが良くなっていくのが魅力です。
1色印刷かレーザー彫刻での名入れができるので、記念品製作におすすめです。

まとめ

グリーン・マーケティングは企業だけでなく、消費者側も取り組むべき重要な活動です。
個人でもエコバッグを活用したり、マイボトルを持ち歩いたりするなど、環境問題に配慮するのは難しいことではありません。
一人ひとりの意識が変われば、環境問題は確実に良い方向へ進みます。
まずは、すぐにできることから始めてみてはいかがでしょうか?

※価格の変動や販売終了している場合がございます。
※ 商品の購入・印刷をご希望の際は「ほしい!ノベルティ」にて承ります。

この記事で紹介した商品

エコグッズ SDGs貢献グッズ
大特集ページへ

2021年6月21日 公開 2024年1月26日更新

この記事を書いた人

なべこ

>この人の書いた記事を読む

トップへ戻る